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インプラント費用に違いが出るのはなぜか


こんにちは!はすみ歯科クリニック 歯科衛生士の隈井です。
本日はインプラント費用に違いが出るのはなぜか、というテーマで話をしたいと思います。

 

地域によって相場の違いがある

インプラントは保険適応外なので自費診療となります。

インプラントに限らず自費診療全般において地域により価格差が生まれます。

東京や大阪、愛知といった大都市圏では比較的費用が高めな傾向にあると言われています。

実際に、全国の歯科医院を対象としたインプラント費用調査によるとインプラント治療平均価格は32万5000円だったところ、大都市圏では35万円~だったと言われています。

治療内容や難易度が異なるため、この治療平均価格=費用相場と断言できませんが、良心的な医院でのインプラント価格は1本あたり「30万~45万」だと言われています。

 

 

難易度によって費用に差が出る

インプラントは入れる部位によって、かかる費用に差がでます。

前歯と奥歯のインプラント費用を比べると、前歯のほうが高くなることが多いです。

その理由としては、前歯にインプラントをする際には、骨の造成や歯肉の移植などといった治療が追加で必要になるケースが多いからです。

すなわち、前歯のインプラントは奥歯のインプラントに比べて、高い技術力が要求されるのです。

追加の治療が必要となると、その分の機材や材料、シュミレーションにかける時間も増えてきます。

そういったことから、部位や難易度によってインプラントにかかる費用に差がでるのです

 

 

インプラント本体の価格の違い

インプラント本体の価格はメーカーによって異なります。

日本でインプラントを取り扱っているメーカーは30社以上、種類は120種類あると言われています。

中でも信頼のおけるメーカーのインプラント体、及びそれに必要な器具は高額になる傾向にあります。

それぞれのクリニックがどのインプラントメーカーを選んでいるかによって、インプラント費用の総額は大きく異なります。

当院で取り扱っているインプラントメーカーは信頼のある国産のメーカーです。

その為日本人に適合しやすいと言われています。

国産インプラントの中では一番歴史があるメーカーです。

インプラントは体内での安定性が非常に高いチタンが使われていますが、当院で扱っているメーカーのものは、骨とのなじみをさらによくする為に表面処理を施した素材を使用しています。

 

 

設備、機材、材料の充実度

インプラントを安全に正確に行うためには、相応の設備、機材、材料が必要になります。

インプラント治療は本体を埋め込む手術だけではありません。

各工程において、それぞれ必要なものがでてきます。

一つ一つが安全で精密なものを選択するとその機材の購入費用も高くなります。

設備、機材、材料が充実しているクリニックは治療費が高くなる傾向にあります。

 

 

学会、研修への参加頻度

インプラントに限らず、歯科医療は日々更新されています。

歯科医師は最新の技術を身につけるために学会や研修に参加します。

学会、研修等に積極的に参加する医院は参加費の他に旅費、準備費などの金額がかかります。

その分治療費が高くなる傾向にありますが、それは日々更新されている歯科医療に対し、最新の情報や技術を取り入れる為に重要なことなのです。

患者様により安全で、長持ちするインプラントを行うための価格帯であると言えるのです。


監修 歯科医師 蓮見卓真