予防処置 PREVENTION

予防処置について

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痛みや腫れに悩む前に
予防のための通院が肝心

痛みや腫れが我慢できなくなってから歯科医院に行くのでは、かなり症状は進行しています。一度削った歯、失った歯はもとには戻りません。歯科医療では予防の大切さがますます注目されるようになっています。何もトラブルがなくても定期的に通っていただき、予防のために欠かせない歯科医院として信頼される存在になりたいと思っています。

こんな場合はご相談ください CONSULTATION
  • むし歯を予防したい
  • 口臭が気になる
  • 歯周病を予防したい
  • 歯の汚れ(着色)をきれいにしたい
  • 歯石を落としたい
  • 口の中のねばねばを改善したい

当院の予防処置

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かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)とは、むし歯や歯周病などあらゆる歯科疾患を重症化を予防するために、厚生労働省が定めた基準を満たした歯科医院です。歯科医院は数多くありますが、か強診の認定を受けている歯科医院は、全体の約2割程度となりどこの歯科医院も同じというわけではありません。

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歯科衛生士担当制による
リスクを抑える予防処置

当院では、基本的に歯科衛生士担当制を採用しておりますので、一人ひとりの患者様のお口の状況をしっかりと理解し、早期発見・早期治療を進めることができます。また、お口に興味を持っていただけるようにしっかりと寄り添い密なコミュニケーションを心がけています。

プロフェッショナルケア

むし歯や歯周病を予防するために、フッ素塗布やバイオフィルム・歯石の除去をおこないます。
歯科予防処置は歯科医師か歯科衛生士しか認められていない医療処置です。

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    スケーリング

    専用の機器を用いて歯の1本1本に付着した歯石を丁寧に取り除きます。歯垢は歯周病の原因になるため、3~6ヵ月に1回を目安に定期的に処置します。

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    PMTC

    専用ブラシでプロがおこなう歯面のクリーニングです。毎日の歯みがきでは落としきれないバイオフィルムやコーヒー・紅茶などによる着色汚れを除去します。

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    ブラッシング指導

    みがき残し、歯並びや歯の形状、生活習慣に合わせて、みがき方やコツなどをアドバイスします。歯間ブラシなどの使い方などもお伝えします。

セルフケア

プロによる定期的なケアとともに、毎日ご自分でおこなうケアも欠かせません。
歯科衛生士のアドバイスをもとに、正しいブラッシングとプラークコントロールを継続していきましょう。

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    歯みがき

    歯科衛生士が指摘した、みがきぐせ、みがき残しなどを改めるよう意識してください。歯ブラシは1ヵ月に1本を目安に交換するようにしてください。

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    補助清掃用具

    歯間の食べかすから、むし歯や歯周病になることも多いので、歯間ブラシやフロスは上手に使いましょう。ただしやりすぎは歯を痛めるのでご注意ください。

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    食習慣の見直し

    甘いものの食べ過ぎや間食は控えます。よく噛むと唾液が沢山出てむし歯予防になります。噛み応えのある食材を食べ、よく噛む習慣をつけましょう。

当院での治療風景

予防をした人としていない人の比較

ある歯科医院で、定期検診を長期にわたって受診し続けた人(オレンジ色)と、治療が必要な時だけ受診した人(赤色)の残存歯数を調査しました。その結果、40代までは大きな差はなかったのですが、60代、70代と年齢を重ねるほど差が広がり、80代では検診受診者が15.7本に対し、検診を受けなかった人は6.8本と大きな差がでました。定期的なメンテナンスは、人生の最期まで歯を残すために欠かせないことがわかります 。

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定期検診について

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自覚症状がなくても
予防のために検診は必ず継続

むし歯や歯周病は目に見えないところから始まります。また同じように気をつけていても、加齢やストレスで急変する場合があります。自覚症状がなくても定期的に検診を受け続けることが大切です。セルフケアとプロフェッショナルケアの2つのケアを上手に組み合わせて、お口の健康を守りましょう。当院では、患者様のお口の状態に合わせて1~4ヵ月に一度の定期検診をおすすめしています。