歯内療法学会

 

 

 先日7月23日に名古屋にて日本歯内療法学会という学会が開かれ参加してきました。これは歯の根っこの治療についての学会です。
 歯医者で神経を取るなど聞いたことがある人もいるかと思いますが、その治療だったり、根っこの先に病巣ができてしまったものをいかに治すかを考えている学会です。
 この学会に出てくる治療が必要な患者さんの症状は 歯が痛い!です。いかにスマートに痛みを取るか、
また、ものすごく細かい治療になるので機材含め勉強が必要な分野になります。

 歯科機材選定の最後の方で、はしょった部分になりますが、根の先をレントゲンで見る際、通常のレントゲンとCTとでは診断に大きな違いが出てきます。
 どの歯の根が病んでいるのか、治療法はどうしたらいいのか、それが一般歯科で行えるのか等々、昔は盲目的に行っていた根の治療を確かな診断のもと、病んでいる部分を重点的に治療することができます。
 さらにCTだけでなく、たくさんの治療道具が出てきました。勉強をしていないと使いこなせません。難しい話になってしまいましたが、患者さんの痛みや違和感をとるためには常に精進していく必要があるなと感じています。

 また、最近は患者さんのデンタルIQも上がっていますので、痛みだけでなく日々のメンテナンスをサポートするように予防にも力を入れていきたいと思っています。そのためには、歯科衛生士さんのウェイトが大きくなりますので、スタッフにも大いに活躍して頂きたいと思っています。

 患者さん含め、みんなで一丸となってお口の悩みを解消し、おいしく食事が取れる、長生きできるようコミュニケーションを取っていきたいと思います。 

2016年07月29日