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令和6年度の各種歯科健診について

こんにちは。
はすみ歯科クリニック歯科衛生士の追立です。

早いもので2024年も新年度を迎えました。
4月は2回にわたり、院長先生と三田小学校に歯科健診に行ってきました。


今回は厚木市・愛川町・清川村の成人歯科健診、口腔がん検診等の各種健診についてお話します。

≪成人歯科健診、口腔がん検診≫

・対象:20・30歳、40歳以上の方
※厚木市・愛川町・清川村では、本年度から20・30・40・45・50・55・60・65・70歳の方が節目健診(歯肉の状況検査【CPI検査】、むし歯菌活動性検査【RDテスト】)の対象となります

・受診期間
厚木市の方:令和6年5月15日~令和7年2月15日
愛川町の方:令和6年7月1日~令和6年12月31日
清川村の方:令和6年8月1日~令和7年2月28日

・内容:歯の汚れ、歯周疾患、現在歯の状況、咬合(かみ合わせ)の状況、口腔粘膜の状況など

・持参品:受診券(対象者には個別郵送)、健康保険証

・受診費用
◆成人歯科健診
厚木市の方:1,000円(70歳以上の方は無料。また費用免除証明書をお持ちの方、生活保護を利用されている方は無料)
愛川町の方:1,000円(一部無料の方あり)
清川村の方:500円(一部無料の方あり)
※20・30歳の方は費用負担はなく、無料となります。(成人歯科健診のみ)

◆口腔がん検診
*厚木市・愛川町の方

2,200円(成人健診+口腔がん検診)
1,600円(口腔がん検診)
*清川村の方
1,700円(成人健診+口腔がん検診)
1,600円(口腔がん検診)
(70歳以上の方は無料。また費用免除証明書をお持ちの方、生活保護を利用されている方は無料)

 

≪2歳6か月歯科健診≫

・対象
①2歳6か月から3歳のお誕生日の前日まで
②受診日当日、厚木市に住民登録がある方

・内容:歯科診察、歯科保健指導、フッ素塗布など

・持ち物:母子健康手帳、健康保険証、バーコードシール、健康診査票

・費用:無料

≪妊婦歯科健康診査≫

当院では厚木市・愛川町・清川村在住の対象とした妊婦歯科健康診査を行っています。
・持参品:妊婦歯科健康診査受診票、母子健康手帳、健康保険証

・費用
*厚木市・愛川町の方:1,000円
*清川村の方:無料

虫歯や歯周病、口腔がんなども、他の病気と同様に早期発見・早期治療が大切です。詳しいことは厚木市より郵送されます各種「歯科健康診査実施のお知らせ」をご覧ください。


≪検診と健診の違い≫

◆歯科検診

歯科検診とは虫歯や歯周病など特定の疾患がないか検査し、予防・早期発見することを目的としています。
必要に応じレントゲン撮影を行い、細部までチェックします。
また自宅での歯磨きでは落としきれない歯の汚れや歯石を専用の機械で除去します。
※歯石除去についてはこちら

 

痛みが出たら来院すると大掛かりな治療になるケースが多く、そうすると治療費用も期間もかかってしまいます。
特に歯周病は自覚症状が出にくく知らないうちに進行してしまう恐ろしい病気です。
そのため、定期的に歯医者での検診を受けることをおすすめします。

◆歯科健診

定期的に受診する検診とは違い、
健診とは“健康診断”を省略した言葉で、お口の健康状態を調べる事を目的として行われる検査です。

一般的に定期健診、2歳6か月歯科健診(当院の場合。自治体により異なります)、学校歯科健康診断や
自治体で行われる40歳・50歳・60歳・70歳の歯周疾患健診特定健康診査といった特定健診のことを指します。

つまり『歯科検診』はむし歯や歯周病などを早期発見するための検査。
『歯科健診』は国や行政が実施している歯や口腔内が健康であるかのチェックになります。


歯科検診・健診共に歯を含めお口の健康を守るために、とても大切なものです。
歯医者での定期検診を受診することで、歯を失う原因となる虫歯や歯周病などの早期発見・早期治療につながります。

歯医者は歯の異常が見つかってから行くのではなく、
長くご自身の歯を残していくためにも、定期的に歯医者で検診を受けましょう!





監修 歯科医師 蓮見卓真