☆歯科機材選定☆

開業準備の取っ掛かりの一つに機材の選定があります。
これには、大きな病院でも入れてるような機材を個人で用意しなければならない現実があります。これは患者さんやスタッフには関係のないことですが、歯科特有の辛い一面であります。が、自分のクリニックを創れる意味では面白いことと前向きに考えています。
開業するにあたり全体の費用を左右するものの中にCTを入れるかどうかがあります。
レントゲンは昔はフィルムに光を当てて見ていました。しかし、デジカメが普及したように、レントゲンもデジタル化が進みパソコンで見れるようになりました。そして、今は図のように三次元で口腔内を捕らえることができるCTがあります。私は患者さんに確かな診断のもと治療に当たれるようCTの導入を決めました。
よく耳にするかと思いますが、歯周病という病気をご存知でしょうか? 歯は顎の骨に支えられています。その骨が溶けてしまう病気です。CTではどこの骨がどのくらい、そしてどのように歯周病になっているかよく分かります。わかって治療するのと盲目的に治療するのでは結果は変わります。※
そして、メディアや新聞、雑誌などで取り上げられることが増えてきたインプラント治療においては必要不可欠なものです。
インプラント治療は、すごく効果的な治療法ですが、保険治療ではありません。患者さんが負担する金額がすごく高いものになります。そして注意が必要なのが、歯医者さんの腕によってもばらつきが出やすい治療になります。正確な診断、治療をするためにCTによる検査は必ず必要になります。
また根っこの治療においても...と挙げたらしつこいので、また別の機会にお話させてください。
※全ての患者さんにCTを撮れるわけではないのが残念ではありますが、相談して治療に当たれればと思います。
今回ブログ更新2つめの話題は、CT入れるぞー!というお話でした。
はすみ歯科クリニック開院までまだかかりますが、よろしくお願い致します。